1.ゲームタイトル
マラケシュ(Marrakech)
2.一言コメント
絨毯を敷いて資産を増やす“やり手の商人”は誰だ!!
3.種類及び評価
タイプ | ファミリー | コンポーネント | ★★★★★(5/5) |
難易度(難しさ) | ★☆☆☆☆(1/5) | 運要素 | 普通 |
対象年齢 | 8歳から | 言語依存 | 小 |
プレイ人数 | 2人~4人 | 実プレイ時間 | 25分 |
表記プレイ時間 | 30分 | ルール説明時間 | 5分 |
作者 | Dominique Ehrhard | おすすめ度 | ★★★★☆(4/5) |
発売年 | 2007年 | 娘へのおすすめ度 | ★★★★★(5/5) |
メカニクス | エリアマジョリティ ダイスロール タイル配置 すごろく |
主人の評価 | ○ |
4.ゲーム概要
プレイヤーは商人となり、マラケシュ(※)の市場により多くの絨毯を敷き詰める陣取りゲームです。
サイコロの運の要素もありますが、先の手を読む戦略性も必要なゲームです。
ルールが簡単でサクサクできるのに、考えさせる要素がしっかりあって面白いゲームです。
【マラケシュについて】
モロッコの第4都市で観光が主要産業です。
ユネスコの世界遺産にも登録されています。
このゲームでモチーフにされている絨毯も重要な産物の一つです。
このゲームボードの”ジャマエルフナ広場”はでしょうか?
文化と交易の中心として栄えてきた場所で、現在では、屋台や大道芸でにぎわっています。
ジャマエルフナ (Djemaa el Fna) とは、アラビア語で死人の集会場を意味しており、元処刑場でもあったようです。
5.コンポーネント紹介
紙製ボード1枚
絨毯60枚(赤・黄・茶・青×15枚)
貨幣40枚(1ディルハム×20枚、5ディルハム×20枚)
※ディルハムはモロッコやアラブ首長国連邦(UAE)の通貨
舞台はモロッコなので”1モロッコディルハム”(日本円で11.40円前後)
アッサム(市場のオーナー)1個
サイコロ1個
6.ゲームの流れ
<準備>
- 紙製ボードを広げ、中心に木製人形を置きます。
- プレイヤーは自分の色の絨毯を決めて受け取ります。
※プレイヤーが受け取る絨毯の種類と枚数は以下の通りです。
(2人プレイ:2色12枚ずつ、3人プレイ:1色15枚、4人プレイ:1色12枚) - プレイヤーは30ディルハム(1ディルハム×5枚、5ディルハム×5枚)受け取ります。
<ゲームの流れ>
- アッサムの進行方向を決めます。
- サイコロを振り出た目の数マスを進めます。
※進んだ先のマス(止まったところ)に自分以外の絨毯で覆われている場合は絨毯を引いたプレイヤーにお金を支払います。
(支払額:止まった場所と繋がっている同じ色のマスの数×1デュラハム) - 止まったアッサムのいるマスに接するように絨毯を配置します。
※既に絨毯が配置されている上に絨毯を配置する場合、半分の絨毯+空のマス、もしくは半分の絨毯2枚の上に配置します。
<ゲーム終了条件>
- 配られた絨毯を全て配置したら得点計算をして最も高い人が勝ちです。
※得点は”1ディラハム=1ポイント”、”半分の絨毯=1ポイント”の合計
7.対戦成績
- プレイヤー
主人、なつひね - プレイ時間
25分 - なつひねの勝敗
主人の勝ち
8.個人の感想
サイコロの出目の確率(2と3が2面あるので出やすい)を考えて進行方向を決めますが。
自分がお金を払うことを避けることに注力しすぎると、勝てないと感じました。
多少のリスクを踏んでも、沢山儲けけられるように進行方向を決めるのが難しく、面白いと思いました。
絨毯が布製で可愛い絵柄もついているので、素敵だと思いました!!
インスタ映えするボードゲームだと思います。
ゲームのルールが単純なのに奥深い、子供も大人も楽しめるゲームです。
ルールブックがすごくて、30カ国語に訳されています。マーケットを全世界に広げるなんてやり手ですねー!
ルール以外の言語依存0なので世界中の人が同じゲームを楽しめるなんて素敵だと思いました。
9.主人へ購入理由のインタビュー
サクサクできるのに考えることが多いのが楽しいと思ったんだ。